私は主に漫画についての記事を書きます。
今日のテーマは、amazonにて出品致しました「SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版」です。
全24巻。
完全版の何がいいって、カラーページが再現されているところと通常のコミックスよりも大きくて迫力があるところですね。
スラムダンクについての説明は……最近、初めて読んだSよりも、きっと皆様のほうが詳しいはずなので、簡潔に。
週刊少年ジャンプで1990年代に連載されていたバスケットボールを題材にした漫画作品。
作者は井上雄彦 (他にバガボンドやリアルといった作品を描いています)
赤髪で不良(?)の主人公・桜木花道が、ヒロインであるバスケットボール大好き少女・赤木晴子ちゃんと仲良くなるため、バスケ部に入部して……といった感じで話が始まります。
上のほうで書いた通り、私がスラムダンクを読んだのはごく最近です。
別に、特に理由があって避けていたわけではないのですが……
読んでみるとやっぱり面白い!
キャラクターひとりひとりが個性的だし、試合の展開もハラハラする。
ああ、面白いスポーツ漫画ってこうだよなあ、と痛感しました。
私が特に好きなキャラクターは福田吉兆(フクちゃん)です。
彼は、主人公:桜木のいる「湘北」高校と作中で二度対戦したライバル:「陵南」高校バスケットボール部に所属しています。
陵南には仙道という天才とまで呼ばれるエースプレイヤーがいます。
仙道は入学当時からその圧倒的なバスケセンスを発揮していました。
仙道と同学年のフクちゃんは部内で一番下手なのに対抗意識を燃やし、何かと張り合っていました。
それを見ていた田岡監督は、「プライドの高そうな仙道は褒めて伸ばそう、失うもののない福田は叱って伸ばそう」と考えます。
しかし、実際のところは仙道は穏やかな性格……逆にフクちゃんは負けず嫌いでプライドが高く、繊細な性格。
田岡監督の指導に耐えかねたフクちゃんは、練習試合でたまったストレスが爆発。
田岡監督を小突いて、部活動無期限停止の処分を受けてしまいます。
しかし、その後無事にバスケ部に戻ってきたフクちゃんは、持ち前のオフェンス力で陵南のスコアラーとして活躍します。
個人的にとてもグッときたシーンは、陵南 対 王者、常勝「海南大附属」戦。
陵南は後半、キャプテンの魚住がファウルにより退場、攻守ともに仙道頼みの苦しい展開となります。
疲労のみえる仙道。
そこで田岡監督は助け舟を出そうとします(→相手のエースのマークを仙道以外にもやらせる)
しかし、そこで一旦ベンチに下がってたフクちゃんが止めます。
ここ! ここです! プライドが高く、自惚れ屋のフクちゃんこそ他の誰よりも、チームメイトであり最大のライバルである仙道を認めているシーン!
ああ、いいなあ!
田岡監督もフクちゃんの言葉で考えを改め、再度フクちゃんを投入。オフェンス面で仙道を助けてやってくれ、となります。
このシーンがグッときました。激アツです。
はい。
というわけで、今日は「スラムダンク完全版」でした。
思ってたよりも長くなってしまった……本当は木暮の3ポイントも書こうと考えていたのですが、キリがなくなっちゃいそうなので、今日はここまでです。
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